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自分の平均値で淡々と

今後、自分にとっての作品は、特別に力を入れることもなく、淡々と行う必要を感じている。要は、無理に苦手なことをしようとしたり、特別に成長しようとしたりしないことを心がける事だ。

人間の伸び代には限界があるが、その限界までに力を引き上げる事は困難な上に、おそらくは無理が生じる。若いうちは可能だろうが、それは体力があるからだ。現在は、自分の力がどのくらいか何となく分かるし、それは緩やかに降下していくだろう。

その降下も含めて受け入れる事だ。若い頃は、能力の限界に挑んだが、それは続かない。それが、この体が持つ限界だから、どこかで破綻する。

おそらくは、そういう挑戦が無いとか許されないという声もあるだろうが、それが何を保証するものでもない。それを言う人が、何かをまともに挑戦したことがあるのかどうかも疑問だ。

淡々とやることでも、かつての努力の痕跡は出てくるだろうと思うし、十分な成果を上げる事ができるだろう。無理やりやらない事が大切だ。本命の作品であってもそうだ。

2017年ごろまでアニメーション等の映像作家 その過酷さから病気に倒れ、限界を感じた事から、その後写真作家に転身 イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画際、タンペレ映画祭、キヤノン写真新世紀 LensCulture 等で発表。 写真関連は、初の写真作品で、キヤノン写真新世紀2019年度グランプリ受賞。東京都写真美術館で個展、LensCulture Art Photography Awards 2022 LensCulture Emerging Talent Awards 2023 にて Jurors’ Picksなど NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」で紹介される 尚、写真等の無断使用はお断りいたします。一言ご連絡ください。 お仕事のご相談など、気楽に、ご連絡ください。 e_mail:nakamura.tomomichi@gmail.com

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