思想、哲学
中村智道が考える思想、哲学
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70’s
ここ最近の、世の中の情勢を考えるとき、もはや、70’s的イメージというのはどうなのか?と考える事がある。ただ、世の中のアートっぽいイメージとなると、70’s的なものを差す事が多いような気がする。つまるところ、そういうもの…
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うつ病と表現
うつ病に陥ると分かることだが、平常時の脳は、幾重の防御壁のようなもので守られており、それによって平常心や自信を保っているという事が分かる。しかし、それが保てなければ、この世界こそが地獄であることに気がついてしまうかもしれ…
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エデンの園
「信じる者は救われる」との言葉は、どことなくよく聞いた言葉だが、過去を辿れば、教えを背いたものはエデンを追放されていたりする。その後人間は苦しみや知なども得るわけだが、ここにあった、アダムとイブの選択に関する話は非常に面…
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今年の準備
ぼくは、冬はどうにもならないので、仕事以外は半ば冬眠状態なわけですが、一応いくらかは準備というか仕込みもしている状態です。基本的に仕込みに関しては言わないタチなわけですが、そろそろ、ぼく自身の意志のようなものもはっきりさ…
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能力主義と表現
ぼく自身は、ある意味努力をしてきたと思っている。ただ、その前に、常に立ちふさがっていたものは、能力主義だと言える。ぼくが、どんなに頑張っても学業ができるわけではないし、それに時間を費やしても何ら成果が無い事も、今は分かっ…
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写真機と現代アート
ぼくは、もともと画家志望だったわけだが、それをやる上で非常に重要な存在としてあったのが写真機だ。例えばリアルな絵、これは、単純に技術自慢をするのであれば、現代でも有効な事だし、モノとして突き詰めるのであれば、写真以上にリ…
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テーマとコンセプト
ぼくは、作品においてはテーマというものは明確に決めてとりかかるものの、コンセプトというものに関しては、当初からはあまり考えるような事はしていない。というのも、それはイレギュラー的なものが発生しにくい考え方からだからと言え…
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孤独と作品
作品における孤独性というのは、最も重要な事の一つのように、今は思える。レベルの高い集団の中に、自分を置くことも重要な事なのかもしれないが、そのレベルが高い集団というものにも平均値はある。人間は、コミュニティーのレベルに引…
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言葉は変わらない、しかし人も世の中も変わる
ぼくは過去を懐疑的に見ることが多々ある。その昔は、過去というもの、つまり「文字化された言葉による記録」というものをそれなりに信じてきてはいたが、世の中の変化は速い。それをしていては、ぼく自身が取り残されるのだと、何時しか…
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一人でも好きな人がいれば良いのか?或いは
ぼくは、映像と写真の2ラインを考えているが、それがいつまでなのかは分からない。一画面で済ませる映像と写真とでは、見せる対象は異なったりする。 ぼく自身は、基本的には、自分が作りたいように作るタイプだが、それは年月とともに…