思想、哲学
中村智道が考える思想、哲学
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作品制作しながら考える事
個人的にだが、作品制作をしながら考える事といえば、「面倒くさい」とか「なんでこんなもの作ってるんだろう?」というような、ネガティブな感情が強い。「こんな事ができて幸せだ!」とか、諸々の幸せを語るような、SNS投稿などをよ…
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どこまでやれるのか?
ここ数年、体力に自信が無いわけだが、それに鞭を打って動くたびに入院している。つまるところ、精神論ではどうにもならない状況にある。鞭を打てば、何か成果を出すには出すが、だから何なんだろう?と思うこともあり、そうなると深みに…
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人は法で動くわけではない
人間は法では動かない。多くの人が法の事なんか知らないだろう。普通にしていれば、それほど大きな問題が起こるわけでもない。つまるところ、法が人の感情やら道徳観にすり合わせて作られている。 法というのはつまり制度と置き換えても…
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蟻と人間とぼく NHKの取材の回想
ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」この番組がなんとなく決まりそうだったのは、今年の3月の話。前年、ぼくは「ヤドカリの家」という作品を制作したが、制作は3カ月と短めだった。この時、ぼ…
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人はなぜ憎しみ合うのか
これは、マーク・W・モフェット氏の「人はなぜ憎しみあうのか」の下巻。上巻は既に読んでいたが、多忙でその後読めていなかった。何が分かるのか?と言われると、生物としての人間が、どのようなメカニズムで分断されているのか?という…
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新しいマイノリティー
あまりにやることが多くて、一月半前の出来事の確認ができていない。何をやったのかというと、ある在日一家でラップのワークショップの撮影と、その家族のインタビュー。インタビューしたのは、作品の構築のためでもある。テーマは在日と…
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表現の立ち位置、蟻を眺めながら考える
蟻の社会は全体主義ということになります。 蟻を飼い、作品を作る以上は、その性質と人間社会との差違を考える上でもこういうものが重要になってくるわけです。 とはいえ、今年はあまりにも忙しく、冬になるまでは読めないわけですが、…
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現在の制作やら何やら
結局のところ、アニメーションと同じぐらい時間がかかる写真作品を作っているわけだが、たぶんそれがぼくの能力なんだろうな。これを変えることはできないか・・ まぁ、生まれた時点で、ほとんどそういうのが決まってるというのは納得だ…
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言論・表現の自由
最近関わってきて気が付いた事だが、ラップとかで言うところのディスるって考えてみれば重要だよね?これは持たざる者が持つ者への抵抗としての一つの手段だ。 何が言いたいかと言えば、今でいうところの、みんなに優しい表現とか、人の…
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70’s
ここ最近の、世の中の情勢を考えるとき、もはや、70’s的イメージというのはどうなのか?と考える事がある。ただ、世の中のアートっぽいイメージとなると、70’s的なものを差す事が多いような気がする。つまるところ、そういうもの…