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トビイロケアリ女王をお迎え

数日前のトビイロシワアリに続いて、トビイロケアリ女王をお迎えしました。今回はヤフオクでの落札です。
トビイロケアリは、トビイロシワアリと同じく、最も一般的に見られる小さな蟻で、雑食ながら、どちらかと言えば肉食寄りの蟻です。また、同じようなサイズですが、ずっと動きは速いです。
今回は、初期コロニーなので、十数匹程度のワーカーと女王という構成です。トビイロシワアリとは異なり、単雌性で、コロニーには女王1匹だけということになります。
今回も、もちろん画材としてのお仕事をしてもらう予定ですが、行動の違いによる絵の変化にも期待するところ。今のうちに、特に好む餌を知っておく必要があります。
なぜ二つのコロニーが必要なのか?と言われると、巣の中の蟻は限られているということです。すべてが満腹になってしまえば、次のコロニーを動かさないと、ぼくの作業が進まないということになります。


トビイロケアリの初期コロニー

早速、蟻の巣観察キットの中に引っ越ししてみましたが、トビイロケアリの女王は、ワーカーに対して、とても大きいです。もちろん他の蟻でも女王は大きいですが、ワーカーのサイズが同じぐらいのトビイロシワアリの女王に比べると比較にならない大きさです。単雌性で、巨大コロニーを作る蟻ということで、女王はその大きな体で、沢山の卵を産むということになります。
肉食性が強いということで、トビイロシワアリのワーカーの死骸を与えてみましたが、巣の中に持ち込んでしまいました。おそらく食料にするのではないかと・・蟻は、増えてくると、毎日ワーカーに死骸が出てくるので、こちらに与えても良いかもしれません。



新しい蟻の巣観察キット

今回は、他のタイプの観察キットを購入しました。一見前のタイプよりも小さいですが、四面に巣があるため、巣そのものの面積はだいぶ大きいものと思われ、かなりの大きさのコロニーを維持できそうな雰囲気です。
この巣にいっぱいに増えてくれることに期待ですが、どうでしょうか?


トビイロシワアリのコロニー

トビイロシワアリのほうはどうか?と言われると、現在はこんな感じ。お迎え時よりも、サナギが孵化したのか、ワーカーが増えているように見えます。既に数百匹はいるでしょうか?

2017年ごろまでアニメーション等の映像作家 その過酷さから病気に倒れ、限界を感じた事から、その後写真作家に転身 イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画際、タンペレ映画祭、キヤノン写真新世紀 LensCulture 等で発表。 写真関連は、初の写真作品で、キヤノン写真新世紀2019年度グランプリ受賞。東京都写真美術館で個展、LensCulture Art Photography Awards 2022 LensCulture Emerging Talent Awards 2023 にて Jurors’ Picksなど NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」で紹介される 尚、写真等の無断使用はお断りいたします。一言ご連絡ください。 お仕事のご相談など、気楽に、ご連絡ください。 e_mail:nakamura.tomomichi@gmail.com

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