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結論としてはRawTherapeeが自分にとっては最良 次期バージョンは期待が持てる

RawPediaを調べてみると、RawTherapeeにローカル編集の項目が追加されていました。現在のRawTherapeeのバージョンは、5.8で、この機能は付いていないため、次期バージョンのものと思われます。どうやら、メジャーアップデートすることになりそうな気がします。

ここ最近、RAW現像ソフト難民をしていたというか、うちの変態的装備に対応させるべく、最良の現像ソフトを探していたわけですが、どれもしっくりこなかったり、Pentax 645マウント系のカメラに対応していなかったりとかで、なかなか決め手になる事がなく、結局のところRawTherapeeに頼っていることが多かったわけです。
ただ、不満が無いわけではなく、何故dpiの調整が出来ないのか?とか、マスク機能が付いてなくて、ローカル編集出来ないという不満はありました。

darktable

ただ、その点は、同じくフリーのRAW現像ソフトである、darktableで行っていたという部分もあります。
では、darktableで問題ないのでは?という意見もあるかもしれませんが、こちらはこちらで、色が変だったり、PENTAX645マウント系のレンズに非対応だったりで、結局のところ、最終的にはRawTherapeeに落ち着いていました。最近、フォビオンX3Fファイルも読み込む事に気が付いたのですが、現在は不完全ながら、次期バージョンでは、正式に対応する可能性もあるかもしれません。
とりあえず、LcpプロファイルやLensfunプロファイルの両方を使えるところも大きく、カメラのdcpプロファイルも使えるわけです。パラメーターの細やかさも良いし、誇張の無い絵も非常に好感がもてるのです。特にですが、この誇張の無い絵というのは、自分の作品には欠かせない要素で、ぼくの絵は、特別派手な演出が必要ないわけです。世に出回るRAW現像ソフトは、多かれ少なかれ、絵の誇張というか、ウケの良い、発色が良く、コントラストの高い絵を最初から出してくるわけですが、やはり、それは売りのためというのがよく分かります。実際に追い込んでいくならば、誇張は無いほうが望ましいと思っています。
RawTherapeeは、初期段階では、ダイナミックレンジが広いと言えば良いですが、眠い絵が出てきて、さぁこれからどうするか?という感じになるわけです。動画におけるLog撮影からくる眠い絵とまではいきませんが、慣れてしまうと、何をどうすればどうなるのか?については、直感的に分かるようになってきます。
ここから、ローカル編集が出来るようになるわけで、ソフトとしての隙が無くなる事に更に期待でしょうか?


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2017年ごろまでアニメーション等の映像作家 その過酷さから病気に倒れ、限界を感じた事から、その後写真作家に転身 イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画際、タンペレ映画祭、キヤノン写真新世紀 LensCulture 等で発表。 写真関連は、初の写真作品で、キヤノン写真新世紀2019年度グランプリ受賞。東京都写真美術館で個展、LensCulture Art Photography Awards 2022 LensCulture Emerging Talent Awards 2023 にて Jurors’ Picksなど NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」で紹介される 尚、写真等の無断使用はお断りいたします。一言ご連絡ください。 お仕事のご相談など、気楽に、ご連絡ください。 e_mail:nakamura.tomomichi@gmail.com

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