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トビイロシワアリ女王5匹お迎え

ぼくの画材と言いますか、蟻の女王をお迎えしました。捕まえても良いのですが、これから繁殖させても時間がかかるので、5匹の女王をワーカー含めてのお迎えです。
トビイロシワアリといえば、日本では最もオーソドックスな蟻で、公園や庭にも沢山いる、小さなアレです。しかしながら、女王は案外高く、1匹800円といったところ。カブトムシより高いですね。それでも、今年は、蟻に働いてもらおうと思っていますので、確実なところで飼育することにしました。というのも、気候変動のせいか、最近蟻が少なくなり、まとまった数の蟻が出てくるとは限らないのです。しかも、撮影が可能な場所は限られているので、巣を自作ミニスタジオと連結させて撮影したほうが確実と思いました。


アリの巣観察キットにコロニーごと引っ越し 大きい蟻が女王アリです

ワーカー70~90匹との事でしたが、実際はそれより多い感じです。試験管の中にコロニーが作られていて、それごと送られてきました。購入先は、アントミュージアムです。
このケースの中に、巣への入り口があり、そこに移動すれば引っ越し完了です。
サナギや幼虫運んでて、けっこうかわいいです。


Amazonで購入したアリの巣観察キット ケースの裏側から巣を見る事ができます

この観察キットはけっこう高かったのですが、やはり確実なものが良かったので奮発しました。これなら、ワーカー1000匹ぐらいは養えるでしょうか?

続々と引っ越ししてきました。
女王5匹なので、5月ぐらいには、かなりまとまった数まで増えるのではないかと期待です。


女王アリが徐々に上にも移動してきました

けっこう長時間眺めていましたが、飽きないです。女王はあまり動かないと思ったのですが、結構活発に動きますね。これはかわいい。

うーん、君らの子を撮影するのが楽しみですね。


トビイロシワアリのコロニー

数日後ですが、蟻たちは落ち着いて、このように巣を守っております。特に蟻が密集している場所の中心には、女王がいます。所の周辺に幼虫やサナギが見えるという感じです。
早くも、ワーカーが増えてきている感じです。

トビイロシワアリの巣の中

巣の中の様子はこんな感じになってきています。かなりの幼虫の数で、働き蟻よりも多そうです。あっという間に増えそうですね。
巣の中には、女王が1匹いる状態です。



女王アリがいない巣の中

こちらは、女王アリがいない巣の中で、女王がいるよりは密度が低いですが、幼虫の数は多いです。この分だと一月後には3倍以上に増えてるかもしれませんね。





K_1N6618_DxO.jpg
トビイロシワアリの巣 1週間後の様子 クリックで拡大します

徐々に使う巣の範囲が広がって、増えている感じですね。暖かくなってきましたし、1週間後は更に範囲が広がっている事に期待です。



2017年ごろまでアニメーション等の映像作家 その過酷さから病気に倒れ、限界を感じた事から、その後写真作家に転身 イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画際、タンペレ映画祭、キヤノン写真新世紀 LensCulture 等で発表。 写真関連は、初の写真作品で、キヤノン写真新世紀2019年度グランプリ受賞。東京都写真美術館で個展、LensCulture Art Photography Awards 2022 LensCulture Emerging Talent Awards 2023 にて Jurors’ Picksなど NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」で紹介される 尚、写真等の無断使用はお断りいたします。一言ご連絡ください。 お仕事のご相談など、気楽に、ご連絡ください。 e_mail:nakamura.tomomichi@gmail.com

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