PENTAX フィルムカメラプロジェクトが気になる
先日、PENTAXフィルムカメラプロジェクトなるものが発表されたのだけど、個人的にはかなり気になるところです。ぼくは、一眼レフに関しては、PENTAXユーザーなのですが、その雲行きは怪しいとしか感じておりませんでした。長期的に見れば、そういうものは見直されるものだとは思いますが、今のような変動期には、ただ古いものとしてしか見られないという現実もあるからです。その良さを確認するのには時間がかかります。
フィルムに関してですが、最近は見直される傾向があるような気がします。ただ、新規の製品が出ない以上、そこに投資するには、あまりにもリスクがある事からも、フィルムも売れなくなり、高くなるという悪循環もあるかと思います。そういうものに歯止めをかけると言いますか、そういうのはフィルムにもまだ明るい未来がありますよ!というある種の安心感が必要なのだと思います。
個人的に思うのは、PENTAXは、コダック、富士フイルム、それ以外の小さなフィルムメーカー、どのメーカーでも良いので、フィルムメーカーと提携して、PENTAXプロデュースのフィルムを販売してほしいというところです。色味など、PENTAX推奨のものが一つあるだけでも違うと思います。正確には、感度、モノクロも含め、数種類は必要と思いますが、カラーをとりあえず1種類。
出してほしい機種ですが、PENTAXブランドであれ、GRのコンセプトならば、必ず売れると思います。これは、ライカがブランドになっているように、もはや不動でしょう。レンズを共通化したフルサイズデジタルの要望も出てくるかもしれません。(多くの人が思うように簡単ではない、分厚くなったり、フィルムにOKなレンズがデジタルではイマイチだったり)ただ、ぼくがほしいものはそれとは異なり、Kマウントと645マウントの一眼レフです。PENTAXのレンズに投資していれば、デジタルでもフィルムでも両方撮れるという体制が、写真で活動する上では欲しいわけです。これは、フランジバックの短いミラーレス機では不可能な事なのです。あと、多重露光機能は、両方に付けてほしいですね。
声としては、GR系、あとLX後継と67Ⅲの要望が多く出るのは、中古市場を見ても分かります。だだ、現在実際に売られているマウントを大切にしてほしいという願いがあります。最近のPENTAXの悪いところとして、中途半端にやってやめるという癖です。QとかK-01もそうですし、KPなども後継は出ていません。おそらくは、ブランドとしての生き残りをかけたプレミアム戦略的な意図もあるかと思いますので、そういうところは粘り腰が必要だと思われるので、頑張ってほしいと思います。きちんと力を入れて開発されたものかどうか?はけっこう皆見ていると思いますので、