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蟻がなかなか孵化しない羽化も・・

撮影モデルの蟻さんたちなのですが、なかなか孵化しません・・一番最初に飼い始めたトビイロシワアリに関しては、着実に増えているように見える事から、巣が既に安定していることと思われます。
しかしながら、他の蟻は、卵のままだったり、繭のままだったりで進行がありません・・これは気温によるものでしょうかね?



トビイロケアリの初期コロニー

こちら、トビイロケアリなのですが、繭が出来ているものの、一向に孵る雰囲気がありません・・ワーカーの数は、相変わらず十数匹で、2匹ほど死んでいるかもしれません・・これらが孵れば、一気に巣が活性して、カビなども減っていきそうなもんですが、なかなかです。
ただ、卵は異様なほど産んでいますね・・多雌のトビイロシワアリよりも卵が多いような気がします。立体換算すれば100個どころじゃないでしょう・・この繭から孵ったワーカーたちが世話をするという計算の元生まれているんでしょうか?


こちら、捕まえてきたトビイロシワアリのコロニーの卵です

捕まえてきたトビイロシワアリは、石膏巣とアクリル巣に分けて飼っています。というのもアクリル巣だと落ち着かない女王が1匹だけいたからですが、1匹だけのコロニーが、どのように増えるのかにも注目です。あと、アクリル巣は、どのくらい機能するのか・・



たぶん、新女王の幼虫

捕まえてきたトビイロシワアリなんですが、羽アリも卵産んでる可能性があります。というか羽が抜けてないだけかもしれません。
先日、蟻の巣付近の草を抜いてみたら、何か幼虫らしきものが数匹落ちてきました。普通に考えたら大きすぎるので、女王か王かな?と思いましたが、違うとしても食べると思いますので、とりあえず餌場に置いてみたら、巣に持ち込んで世話をはじめました。やはり女王か王の幼虫のようですね。
王と女王の数のバランスが良ければ、巣内交尾で女王が増えそうなものです。
こちら、卵を産んでから2週間以上経ちそうですが、まだ卵だけでしょうかね?アクリル巣なので、カビには強そうですが・・



最初に購入した、トビイロシワアリの女王5匹のコロニー

最初に購入したトビイロシワアリですが、色がついて、間もなく孵りそうなサナギがたくさんあります。そういえばカブトムシとかも、こうして色がついて孵っていたような気がするので、これで孵るのだと思いますが、コンスタントに安定すれば、毎日蟻が増えていく体制になりそうですね。
ただ、トビイロシワアリだと女王5匹だと卵が少ないような気もします。トビイロケアリとかに比べると、腹部の大きさが5分の1以下に見えます。おそらく多雌性なので、1匹の負担は少ないのでしょう。
蟻の巣観察キットを埋めるぐらい増やしたいのですが、時間がかかりそうです。



2017年ごろまでアニメーション等の映像作家 その過酷さから病気に倒れ、限界を感じた事から、その後写真作家に転身 イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画際、タンペレ映画祭、キヤノン写真新世紀 LensCulture 等で発表。 写真関連は、初の写真作品で、キヤノン写真新世紀2019年度グランプリ受賞。東京都写真美術館で個展、LensCulture Art Photography Awards 2022 LensCulture Emerging Talent Awards 2023 にて Jurors’ Picksなど NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」で紹介される 尚、写真等の無断使用はお断りいたします。一言ご連絡ください。 お仕事のご相談など、気楽に、ご連絡ください。 e_mail:nakamura.tomomichi@gmail.com

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