MediaPad M5 lite 8
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HUAWEI MediaPad M5 lite 8 で撮影してみる

HUAWEI MediaPad M5 lite 8 なんですが

以前はASUSのタブレットを使っていて、それが壊れてAmazonのFire HD 8等を使っていたわけですが、 Android化してみると意外に重くなりましたので、それは初期化。そんなこともあって、今回は、HUAWEI MediaPad M5 lite 8 を買ってみました。

何かと騒がれている HUAWEI ですが、そんなことは、お構いなしです。そもそもネットなんて、個人情報抜かれまくりですし。そんなことはGAFAとかの件で慣れっこと言いますか、そんな事気にしてたらキリがない世の中です。

PCとしては、こういったタブレットは、さほど期待してないわけですが、カメラを外部からコントロールしたり、県外に用事で行ったりするときは必要だったりします。
それでも大したことはしないのですが、Windowsタブレットのサブとしては軽量で、使いやすい部分もあるわけです。
まっ、仕事用としては、少なくともWindowsは必要だと思っており、Androidに期待するところは、さほど無いわけです。

で、気軽に持ち歩きたいこともあって、8インチタブレットに。持ち歩くという意味では、カメラ機能も、ほどほどにあったほうが、良いと言えば良いですよね。
撮った感じでは、少し昔のスマホより良い感じで、タブレットの画面で見る分には十分すぎる画質です。

しかしながら、記録としての写真としては、どんな感じなんでしょうかね?

写真漂流記だけに写真を撮ってみる

k-5
( HUAWEI MediaPad M5 lite 8 )

とりあえず、我が心の神機、PENTAX K-5Ⅱsをファミレスで撮影してみました。撮影モードはプロモードでのマニュアル撮影、isoは、たしか400、ホワイトバランスは太陽光の設定です。このサムネイルサイズだと申し分ありません。ほんと画像処理上手いですね。
同社の上位スマホカメラよりも画素数が低い1300万画素で、明るさはF2.2のメインカメラですが、悪くありません。とりあえず、ガラホの GRATINA KYF37 よりは、ずっと画質は上ですね。
しかし、スマホに比べて、タブレットのカメラは、しょぼいのが多いですが、これは、かなり良い部類に見えますね。
画素数的に HUAWEI nova lite 3 あたりと同じユニットなのかな?ですが、個人的には、こちらの画質のほうが好きです。
気になるのはセンサーサイズですが、調べても出てきません・・海外に情報無いかなぁ・・カメラの見た目は、それほど小さい感じでもないので、無難に1/3型ぐらいでしょうか?分かりません。

( HUAWEI MediaPad M5 lite 8 )

せっかくなので、野外でペットの撮影でもしてみましょうか。
オオハナインコの花太郎さんです。
毛も緻密に撮れている感じですよ?あくまで、このサイズならば。
タブレットとしては申し分ありませんし、比較的安価なスマホもこのくらいな感じです。人によっては、もう普通のカメラは不要と思うのは仕方が無いかもしれませんね。

等倍鑑賞でもして、デジカメと比べないと分からないと思う

サムネイルならば、こういう極小センサーの写真も、専用機と遜色ありません。そういった画像処理ですよ。本当にファーウェイの画像処理は上手いと思います。プロモードで撮れば、色合いも思ったように撮れますし、タブレットの液晶で見る限りは、何ら問題があるように見えません。
しかしながら、色々と疑問が残ります。極小センサーならば、ある一定以下の明るさだと、元より情報的に欠損する箇所が多数出てくるわけです。当然ながら、元になるRAWデータは酷い状態なはず。それを、ここまで滑らかに処理しているわけですよ。
拡大したらディティールがあるはずがないんですよね。何かで補完でもしないかぎりは。

暗めの環境でiso400での撮影

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( HUAWEI MediaPad M5 lite 8 ) クリックで等倍鑑賞可能です

iso400での撮影、等倍鑑賞可能です。タブレットのカメラで等倍鑑賞とか、変態がやることだと思いますが、普通にA4ぐらいでのプリントが可能ならば、ほんと脱帽ですよ。
ちなみに1300万画素のメインカメラ。
等倍鑑賞すると、やはりかなりディティールは潰れています。しかしながら処理が上手い・・絵を描く方ならばご存じでしょうが、最低限のディティールで、ものをそれっぽく描く方法がありますよね?それと同様、あたかもディティールがあるかのような画像処理です。ですが、実際はやはり無いわけです。

IMG_0090.JPG
(Canon Power Shot G1 X Mark II) クリックで等倍鑑賞可能です

同じく1300万画素の Canon Power Shot G1 X Mark II での撮影です。
MediaPad M5 lite 8 のカメラのセンサーサイズは不明ですが、こちらは1.5型センサーです。間違いなく比較にならない大きなセンサーという事になりますが、それ故似たような撮影設定ではボケボケになってしまいました・・
一応知らない人のために書いておきますが、センサーのサイズが大きいほどボケが出やすいのです。
とりあえず、ピントが合ってる部分で比べてみたら、ディティールは違うはずです。
あと、もう一つ言いますと、絞り解放付近なので、少々もやっとしているのは、そういったものとお考えください。
しかし、そう考えると、小さいセンサーは、近接撮影向きなんだよなぁ・・

野外低感度での撮影

IMG_20190817_170659.jpg
( HUAWEI MediaPad M5 lite 8 ) クリックで等倍鑑賞可能です

最低感度iso50での撮影です。ホワイトバランスは太陽光。
最低感度でも、ややディティールが足りない気がします。1300万画素でもピッチが狭すぎですかね?
もちろん縮小サイズならば申し分ない画質ですが、A4プリントだとどうでしょうかね?
気にならない人は気にならないと思いますが、例えばPENTAX Qのような極小センサーのレンズ交換式カメラでも、これよりかなりディティールがあり、むしろ大型センサーに近い解像をしていたような気がします。あちらは、圧倒的に大きなレンズを付けていることになりますので、その差もあるかもしれません。

IMG_0107.JPG
(Canon Power Shot G1 X Mark II) クリックで等倍鑑賞可能です

こっちのほうが少し広角ですね。24mm相当での撮影です。 HUAWEI MediaPad M5 lite 8 の焦点距離は、28mm相当でしょうか?
最低感度のiso100、同じく太陽光設定での撮影ですが、絵柄がぜんぜん違いますね。専用機のほうが自然な色合いかもしれません。絞りはF8まで絞っており、ディティールは比較になりません。
やはり流石の専用機ですね。
ただ、オートで何でも適当に撮るならば、差はずっと縮まってしまうかもしれません。それだけに、専用機を使うならば、ある程度設定の仕方を覚えたほうが得といえばそうです。

少し明るめの室内、iso200での撮影

IMG_20190817_133431_.jpg
( HUAWEI MediaPad M5 lite 8 ) クリックで等倍鑑賞可能です

緻密な感じですが、どうなんでしょうね?少々チープな感じ?
この店は、よく行く焼き肉屋ですが、専用機だと、それなりに重々しいというか、カッコよく撮れるのです。
なんか、ほんわかした感じでしょうか?

IMG_0094_.JPG
(Canon Power Shot G1 X Mark II) クリックで等倍鑑賞可能です

そそっ、こういった感じ。
一段絞って、F2.8での撮影です。文字まで色々と見えてきます。
あと、コントラストが強めでしょうか?

ざざっとこんな感じですが

HUAWEI MediaPad M5 lite 8 は、比較的安価な割に、サクサク動きますし、タブレットとして申し分ありません。
とりあえず、ここは写真漂流記という名のサイトなので、その部分は割愛しますが、この機種のカメラですよ。これは、スマホと比べても、それほど悪いものではなく、なかなかの性能だと思いました。
なので、メモ代わりとしては、十分な役割をしてくれますし、ネットにアップするだけならば、これでも十分すぎる画質です。

個人的に、少し大きめのプリントはどうかな?と思ったわけですが、それには少々足りない画質といった感じでしょうか?
それでも鑑賞可能と言えば可能な画質ですが、何かが足りない気もします。
そう、スマホとかタブレットの写真って、ポップな感じの画質で、一般受けはすると思いますが、ぼくが思うような写真は撮れないようです。
マニュアル撮影と言えど、専用機ほどは出来ないというのもあるかもしれません。

個人的に、あまりSNSは重要視していないので、こういった即応性のあるカメラが役に立つことはあまりないのですが、多くの人にとっては価値のある機能だと思います。
タブレットのカメラ機能はイマイチなものが多いですが、この機種の場合は、そこそこ使えるという感じなので、そういった点を重視するなら選択肢として有りだと思います。

2017年ごろまでアニメーション等の映像作家 その過酷さから病気に倒れ、限界を感じた事から、その後写真作家に転身 イメージフォーラム・フェスティバル、バンクーバー国際映画祭、オーバーハウゼン国際短編映画際、タンペレ映画祭、キヤノン写真新世紀 LensCulture 等で発表。 写真関連は、初の写真作品で、キヤノン写真新世紀2019年度グランプリ受賞。東京都写真美術館で個展、LensCulture Art Photography Awards 2022 LensCulture Emerging Talent Awards 2023 にて Jurors’ Picksなど NHK ドキュメント20min.「蟻(あり)と人間とぼく アーティスト・中村智道」で紹介される 尚、写真等の無断使用はお断りいたします。一言ご連絡ください。 お仕事のご相談など、気楽に、ご連絡ください。 e_mail:nakamura.tomomichi@gmail.com

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