100均撮影グッズ その2 カラーボード
こちらの記事は、薔薇迷写真部の部員向けの記事ですが、一般的な事なので、誰でも共通して活用できます 。
カラーボードを使って、前回の撮影手法を更に高度にすることが可能です。
基本的には、レフ板と同じような考え方ですが、この板に光を反射させて、撮影モチーフに色味の変化を与えます。
こういったカラーの発砲スチロールの板ですが、これを使って影に色味をつけることが可能です。
目次
使用法
基本的にレフ板のような感じで使います。
むしろレフ板の記事を先に書けば良かったのですが、場所をとるため、今回は後回しにしました。
この板の反射光を利用して、写真に効果を加えてみます。
効果
例えば、カラーボードが青の場合は、このような効果が得られます。
影が寒色系なので、野外晴天の影などに近い色合いになります。
ですが、少々クールなイメージがあります。
野外晴天の場合は、光が当たっている部分は暖色系になるため、そちらのイメージのほうが強いのです。
光源を、暖色系にすれば、また違った印象になるかもしれません。
影は黄色になります。
例えば、このボールを、地面に近づけた場合などは、ここまで黄色くはないとしても、こんな感じの反射光を得られるかもしれません。
こういう影が欲しい場合は、黄色を使います。
影は、分かりやすく赤になりました。
物に、赤味を加えたい場合は、赤のボードを使うと良いでしょう。
小物やアクセサリー、カメラ等の撮影
寒色系の写真になりました。金属質が際立って見えます。
こういう雰囲気で、何か小物やアクセサリーを撮りたい場合は、青のボードを使ってみましょう。
暖色系の影が出来上がりました。少し情熱的な感じになったでしょうか??
アクセサリー等を撮る場合に有効な色の一つでしょう。
ダイソーのカラーボードは3色ありますので、色々と試してみると良いでしょう。
まとめ
カラーボードは、レフ板の一種のようなものですが、様々な効果が期待できます。
小物を撮るとき、何らかの効果を与えたい場合に便利です。
必ずしも必要なものとも言えませんが、ちょっとした効果を与えることで、写真の出来が大きく変わる事もありますので、もし気になったら、使ってみるのも面白いかもしれませんね。