ダイソーの透明ケースで蟻の石膏巣を制作
蟻を飼うのにも、石膏巣やらアクリルやらが必要なわけですが、アリの採集を自分でするようになったわけで、巣も作ろうと思いまして、石膏巣のほうを作りました。たぶんなんですが、石膏巣のほうが何かと良い事に気がつきまして、特に保湿に関しては優秀なので、石膏巣を増やそうと・・
そこで合理的な巣を作るという事で、真ん中に仕切りのあるケースを購入しました。購入したのはダイソーです。他の100均にもあるかもしれません。
作り方などは、他のサイトでも沢山出ているので割愛します。というか面倒でした・・
なぜ、仕切りのあるタイプにしたのか?ですが、隣が簡単に餌場になるからです。このようにドッキングしていたほうが何かと楽かと思いました。というか、既に購入している蟻の巣観察キットはそうなっていて、そうなっていないタイプよりも扱いやすいのです。
ドッキング用の穴も空けております。うちの最初に買った石膏巣に空いていた穴が10mm径だったので、統一するために10mmの穴を真ん中の仕切りまで貫通させています。なので、これは主に引っ越し用の穴ということになります。
同じケースで2タイプ作ったのですが、こちらは、トビイロシワアリやトビイロケアリ、キイロシリアゲアリなど、比較的小さいアリ用に考えております。底のプラスチック面があると、結露した時に水がたまり、アリが溺れる可能性があるので、閉じるときに底にも石膏を敷いております。
裏面では、一応上に出られる通路を付けました。あまり必要ないかもしれませんが、一応・・この部屋からは上にしか出られません。
蟻は小さいので、上の数mm厚のスペースも使うかもしれませんね。部屋数は、5部屋あります。
結露していてはっきり見えませんが、乾燥すると非常にクリアです。
このケースの便利なところは、扉がそれぞれ2つある事です。餌場が使いやすい事は言うまでもありませんし、スペースも最小限、持ち運びも便利です。あまりにも使い勝手が良さげなので、もう少し数を増やすかもしれません。あと、ダイソーの商品は、定期的に変わるので、今回の石膏巣の制作では、石膏は入手できませんでした。石膏に色付けした絵具はダイソーです。
続いて二つ目の石膏巣、こちらは比較的大きめの蟻用で、中の巣の中の空間が大きめです。あと通路は太めに作りました。
この部屋から、餌場への出口の通路が繋がっています。
横にすると、部屋の大きさが分かります。仕上げの時に、底に石膏を流しています。穴は、主に引っ越し用となります。
こちらも、この部屋からは上にしか出られない構造です。部屋は大きめで、数が少ないですが、全部で3部屋あります。
一応クロオオアリの飼育用と考えて作りました。
あとは、その1と同じコンセプトで、餌場に出れる穴が一つあるという感じです。
先日の制作なので、あと半月ぐらいは乾燥させなければなりませんが、この巣への引っ越しをさせるのが楽しみですね。