Holga Lens HL(W)-SN 25mm F8
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Holga Lens HL(W)-SN 25mm F8 は、ブラックコーナーエフェクトを外して、フルサイズで使うべし
このホルガレンズ ソニー用、実は、随分と昔から持っていたのですが、つまるところ、変なレンズが多すぎて、なかなか使うことがなかったのですが、買った時から思っていたのは、ブラックコーナーエフェクトは、わざとらしいということ・・
これは、APS-C用のレンズという設定なので、こうなっていますが、実は、フルサイズで使ったほうが、よほど感じの良い周辺減光が撮れます。
ブラックコーナーエフェクトは、既に取り外して、存在してないわけですが、この無い状態こそ、このレンズの本領発揮という感じです。
少し撮ってみましょうか・・
既に、ぼくの顔など、色々と晒されていますので、とりあえず自撮りなど・・
このように、かなりの周辺減光があり、強いコントラストもあって、余計なところが写りませんので、なんとなくフィルム写真っぽい絵になります。
ちょっと、昔の人のようでもありますね。
今は、東京都写真美術館での写真の個展の関係で、非常に忙しい身なので、なかなか外に撮影に行く暇がありません。
もし行くとしても、作品用の写真なので、なかなか気楽に写真というわけにもいかない日々です。
もっと、フィルムっぽく撮るには、画像処理が必用かもしれません
見事なまでに、周辺減光があるのと、それが意外になめらかなので、なかなか感じの良い写真ではありますが、やはりデジタルらしく、ぬめっとしています。
これにノイズを加えることで、かなりフィルっぽい絵にはなります。
画像処理ソフトで、ノイズを加えてみました。
なかなか、フィルムグレインっぽい感じになります。
これは、ファミレスで、パートナーと食事をしている時に撮った写真です。
もう少し、色々と撮りたいわけですが・・
こうして、改めて撮ってみますと、これはかなり使えるレンズであることが分かってきます。
もちろん作品としての写真に向いているということです。
これは、ファミレスの室内照明による光で撮っている絵なわけですが、明るい部分の柔らかい諧調変化と、黒のコントラストの差が、かなり秀逸な絵を描いていることが分かります。
最近のレンズは、写りすぎることもあり、余計なものまで撮れてしまうわけですが、それらを自然に排除したい場合、このレンズは向いていると思います。
というわけで、このレンズで色々と撮ってみることにします
このレンズを、フルサイズ機に付けると、そのまま25mmレンズとして使えるわけで、スマホとかに近い広さで撮れることになります。
あと、被写界深度の深さから、慣れてくると、勘だけでピントを合わせることが出来るようになります。
この特徴は、フィルム機のHolga同様のもので、よく似た感覚での撮影が可能です。換算でも、こちらのほうが広角なので、より、ピントは合わせやすいのではないかと思われます。
もう一つの特徴としては、周辺画質は非常に悪いのですが、中央は意外に解像するレンズであるということ。
こういった特徴を生かし、GRのように、背面液晶を使って、スナップを撮ってみることにします。
それでは、後程!
いくらか撮ってみました
かなり、雰囲気の良い絵が撮れます。
今後も楽しめそうですね。